キワニスクラブは、奉仕活動を行う民間の団体です。
1990年からは、特に幼い子供のための奉仕活動にカを入れています。
世界の約96ヶ国、8,000のクラブ、約26万人が国際キワニスを構成し、
その本部は、米国インディアナポリスにあります。
キワニスクラブは、1915年1月21日米国デトロイト市で生まれました。
当初はアメリカとカナダで発展していましたが、1963年にはヨーロッパ3都市に広がり、
日本では、東京キワニスクラブが1964年1月24日、アジア太平洋地域で最初のクラブとして設立されました。
現在28のクラブ、会員は約1,600名です。
綿を詰めた白無地の人形“キワニス・ドール”は、小児科の医師がドールの部位を指差して患者の子どもたちから病状を聞いたり、治療の説明をしたりして、子どもたちから恐怖心を取り除きつつ、診察や治療をスムースに進めるのに役立たせます。
このドールは、1988年ごろ南オーストラリアで使われ始めました。そして国際キワニスのネットワークを通じ全世界に広がっています。今最も普及しているのはノルウェーやスウェーデンといった北欧の国々のようです。
このような動きを知った東京キワニスクラブも、2001年10月、会員自身が汗をかくボランティア活動の一環として、このドールを制作し、小児科の病院に使っていただこうということになりました。そして2001年ボランティア国際年記念行事に参加して、この年の12月1日に代々木国立オリンピック青少年総合センターで開かれたフォーラムに、キワニス・ドールを出展したことをきっかけに、本格的な取り組みが始まりました。
ドールを作るのはまず会員です。各会員が自宅に持ち帰って、家族も一緒に作っています。2008年12月18日木曜日福島県立医科大学付属病院 小児科に福島キワニスクラブが初めて、キワニスドールの贈呈式を行いました。